eZラーニング 熱設計「対流」サンプル公開
2020.09.30
7月1日の『eZラーニング』リリース発表後、たくさんの資料請求とお問い合わせ、誠にありがとうございます。
今回のZUKEN TECNEWSは、
- 熱設計 基礎編第 「対流」 コンテンツの公開
- 資料請求・お問い合わせをきっかけに、お客様から頂戴した『eZラーニング』に対するご意見の紹介
の2つです。
熱設計 基礎編 第2-4章 「対流」コンテンツの公開
伝熱三態のひとつ「対流」(対流熱伝達、熱伝達と同義)について解説しています。「対流」とは、「固体壁に沿う流体と固体壁面の間に温度差がある場合、高温部から低温部に向かって熱が流れる現象」です。エレクトロニクス製品の熱設計において、「対流」による伝熱現象をどのように考えるべきかを習得する/改めて確認するためのパートです。
多くの場合、エレクトロニクス製品やそれを構成する部品(=固体)は、空気(=流体)と接しています。よって、熱設計では、必然的に「対流」による伝熱を考えなければなりません。本章では、対象流体を空気に限定した簡易式を紹介しています。この簡易式を使用することで、対流による伝熱量を容易に概算できるようになります。また、製品自身や構成部品から空気へ熱が伝わるしくみを感覚的につかみ、計算演習を行うことで、より理解を深めることができます。
『eZラーニング』に対するお客様のご意見
資料請求、お問い合わせをきっかけにお客様と会話させていただいた際に頂戴したご意見を紹介します。『eZラーニング』に限らず、コロナ禍以降の研修の在り方を見直す上でも参考にして頂けるものと考えています。
e-learningで本当に研修効果が得られるか心配
e-learning未導入、または過去に導入したものの上手く活用できなかった、というお客様からのご意見として最も多かったものです。
『eZラーニング』は、教材コンテンツと併せて、オンラインのQA対応はもちろん、オフラインで受講促進のための事前説明会をはじめ、受講結果レポートの作成やそれをもとにした研修報告会、対面での相談会の開催などのサービスをご提供します。これらのサービスにより受講者のモチベーションの向上・維持と研修企画・運営担当者様の負荷増大といった、e-learning導入時の“よくある問題”の解決にも貢献できると考えています。
教材の内容が自社のニーズに合っているか確認したい
ZUKEN TEC NEWSで公開しているコンテンツは一部です。デモのご依頼をいただければ、オンライン・オフライン、いずれの方法でも教材の全体像やサービス詳細をご説明します。1時間程度のお時間を頂戴できれば幸いです。
実際にご覧いただいたお客様からは、教材自体の内容や音声ガイド・解説についてご好評をいただいています。また、クラウド提供するLMS「Platon」(ロゴスウェア株式会社)についても、お客様が利用中のLMSに比べて使いやすそう、といったご意見を頂戴しています。弊社で予想していたよりも、お客様が利用中のLMSが老朽化しており、UIが古い、最新のSCORMフォーマットに非対応等の問題を抱えておられるケースがあるようです。
集合研修とe-learningどちらが良いか?
コミュニケーションの密度や研修内容の自由度では、e-learningよりも、オフラインの集合研修が優れています。リアルタイム・インタラクティブに講師と対話ができるため、受講者の理解は深まり、集中して研修受講ができます。また、講師は、研修中の雰囲気に応じて、質問を促す、説明のスピードを調整する等の工夫が容易です。しかしながら、集合研修は、多忙な設計者を特定の日に、数名~数十名、研修受講で拘束する必要があります。簡単ではありますが、それぞれの利点・欠点は以下のようにまとめられるのでは無いでしょうか?
図研テックでは、『eZラーニング』ご提供開始後も、従来どおりの集合研修のご提供を継続しています。お客様のご要望に合わせて、開催形態をご選択ください。実際に『eZラーニング』と集合研修のEMC設計・熱設計教育サービスを併用されるお客様もいらっしゃいます。
『eZラーニング』『EMC設計教育サービス』『熱設計教育サービス』の詳しい資料は、
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